後悔したくない!納得してお米を選びたいあなたへ
この記事では、あらゆる世代の食のリアルを見てきた管理栄養士が
たどりついた!
家族に自信をもって食べさせたいお米の選び方!をまとめています。
プラス(食べる)栄養学とマイナス(断食)栄養学を使った食改善は
これまで2000件以上!
妊産婦・離乳食・特定保健指導・ダイエッターなどの食事指導をしてきました。
出張作り置き調理サポートの経験もあり、
まさに検査結果からキッチンの冷蔵庫の中まで見てきた食のリアル。
老若男女の他人の食事を見てきた管理栄養士がわかりやすくお伝えします。
またプラフリ生活アドバイザーとして活動中に知った
”環境と食の深ーい関係”も含めて、
未来のパパママに向けて発信中しています
なぜ米の選び方が重要なの?
私たちは生きるために必要なエネルギー源として
炭水化物を主として(主食)と摂っています。
それは消化吸収に優れていてエネルギー源として最適だからです。
食事の構成で一番のウエイトを占めているのが主食です。
それはシンプルに考えると
一番身体に多く摂り入れる食材ということです。
だからこそ、その主食を担う米選びは
健康にも直結してくるという訳です。
適正な主食の割合とは
食事の構成で考えてみましょう
主食のエネルギー量
1日分の摂取エネルギー量のうち、
炭水化物は約50%以上~70%未満程度が良いとされています。
現代の食事では米以外にもパンや麺など小麦食品を取り入れる方も多いですね。
その場合も比率は変わらずですが、栄養素の含まれ方が違います。
・精製度が低い玄米にすると、
エネルギーとして利用するのに必要なビタミンB1も一緒に摂れます。
精白米ではとれない、ミネラルやビタミンが摂れるのが大きなメリットです。
・胚芽つき精白米にすると、
エネルギーとして利用するのに必要なビタミンB1も一緒に摂れます
・雑穀米にすると
精白米で補えない栄養をを手軽に補うことができます。
どんな雑穀をいれるか、その雑穀の比率によって栄養素の内容は変わってきます。
白米を選ぶためのポイント3選!
ポイント① 残留農薬のチェックを受けていますか?
お米と農薬は切り離せない問題です。農薬を考慮したいという方は②へ
一般的なスーパーやお値段お手頃なお米で
減農薬や化学合成肥料に関する特記がない場合は、
農薬への配慮はかけているかもしれません。
“検査している”というのは安全面を消費者にアピールするポイントなので
検査していればしっかり特記されているべきですよね。
ポイント② 有機JASマークがついている
それと同等程度と判断できる情報公開がされているか
有機JASマークを取得するためには時間も労力も費用も掛かります。
資金のある生産者さんはつけることができるかもしれませんが、
マークは未取得でもそれと同等程度のこだわりの生産者さんはいらっしゃいます。
その点を売りとしてしっかり情報公開されていると思うので要チェックです。
ポイント③ 生産者が見えればもっと安心
以前、購入していたお米農家さんは、上記のポイントもさることながら、
お米に対する想いがとても伝わってきていました。
美味しいお米の炊き方や
美味しいご飯のお供レシピが
毎回手書きのプリントで送られてきます。
こんだけこだわって作っています!
こうやると美味しく炊けます!
これと一緒に食べてね!と
毎回、お米love精神がひしひしと伝わってくるものでした。
そんな想いを身近に感じられる生産者さんを見つけられると
お米の味もより美味しく感じられます。
こだわる人はココみてお米を選ぶのが本当です!
栄養面では
玄米の中で、
精白米の中で、というように
精製度合いの中で考えれば差ほど栄養価に大差はないと思います。
大切なのはお米がどんな背景で生産されたのか、
生産者はもちろんですが、
生産方法も自分で良し!と判断できるかどうか。
それは、
栄養は一緒でも作られた場所や方法によって
お米についてくるものが異なるからです。
お米の背景も一緒に身体に入るということは
忘れてはいけないと思っています。
農薬がどれほど撒かれたのか、
化学肥料はどれほど撒かれているのか、
素人一般消費者はわかりません。
でも、しっかり公開している生産者さんはいますし、
それを元に納得いくものを選ぶ。
これが栄養を底上げする健康的なお米の選び方なのかもしれません。
背景・品質満足、お味満足なお米を見つけました
我が家は山形県遊佐町のお米を食べています。
鳥海山の雪解け水がいたるところから湧き出る
水の豊かな土地で作られています。
種の準備~
苗を育て、
土づくり、
田植え
稲を育てる
稲刈りまで順を追って
公開されているお米です。
化学合成農薬や化学肥料を極力減らした米づくりをしています。
我が家は予約して月15kg程度定期的に届くシステム。
切らすことなく、安心安全な主食が食べられる幸せ。
これは地味だけど、とっても有難いことだと思うのです。
しかもその栽培方法は土づくりから配慮されているので
生き物など地域の環境と生態系を守ることにつながります。
持続可能な生産方法という点も嬉しい点です。