プラスチックフリー

プラスチックフリー生活のモヤモヤを外す方法

この記事はプラスチックフリーという言葉を知って、
興味があって始めたけど、何かやっていて意味が見いだせない!
私一人やっても…と心のモヤモヤが出はじめている人へ向けてまとめています。

私は2019年12月よりオーストラリアみつろうエコラップメーカーKoKeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザーとして活動しております。
現在はアドバイザーの育成するトレイナーを担当しています。

プラフリアドバイザーの活動情報はこちらから♪

プラスチックフリーの本当の意味はご存知ですか?

プラスチックフリーとは、
・プラスチックに頼らないこと
・プラスチックを使わないこと
こんな意味を表す言葉です。

このプラスチック大国日本でそんなことできるの??
疑問に思う方も多いかもしれません。

結論:できます!

プラスチックフリーって結構壮大なテーマなので、
怖気づいてしまう方も多いかもしれません。
しかし、基本はあなたがやってみたい!と思った
その一つのアクションが大きな効果ということ。

何も知らずに、何も考えずにプラスチック製品を使って捨てるよりも
なぜこれを買ったのか。自身に問いかけるきっかけにもなる。
それを教えてくれるのがプラスチックフリーです。

本当の理由:
・使い捨ての弊害を一人一人が知り、選択を考えるきっかけにする
・(代替え品を探すことを通して)プラスチックでないモノの良さを発見できる

と私は感じています。

プラスチックフリーが叫ばれている3つの理由

なぜプラスチックフリーをが叫ばれているのでしょうか?
それは、3つの視点で考えるとわかりやすいです。

① 原料

プラスチックの原料に焦点を当ててみるとわかる:石油の問題
人々は無限に石油が出てこないことを知りつつあるのに、使い続けている。

② 製造

プラスチックの加工に焦点を当ててみるとわかる:環境ホルモンの問題
プラスチックを加工する際に使う添加物は化学結合していないので、身体に取り込まれやすい性質があります。取り込むと性ホルモン系の臓器に影響が出るなど、見えないところで着々と身体に蓄積されていると言われています。
そのような環境ホルモンが原因となる病気も増えてきています。

③ 廃棄

プラスチックの廃棄に焦点を当ててみるとわかる:
ごみ問題・海洋プラごみ問題・マイクロプラスチック問題
プラスチックは生分解するのにとても時間がかかります。
地球上には分解できる微生物がいないとされており、ほぼ分解されないと言い切ってしまってもいいかもしれません。
だからこそ一人一人の捨て方が問われます。
大量消費でなんでも使い捨てされてしまうことが拍車をかけているのかもしれません。

あなたがプラフリを行うことで起きるhappyな循環

さてプラスチックが持つ3つのリスクを知ったところで
プラスチックフリー(略してプラフリ)を行うことで起きるhappyな循環を
説明しましょう。

今日からできるプラフリ3ステップ

プラスチックフリーは環境のことを考えて取り組んでいるようでも
実は自分の健康度合いアップとして巡り巡りって還ってくるということ。

私は身体も小さな地球と思っていて、
身体にいいものを選ぶと、環境にも配慮したものを選ぶことにつながると
思っています。

1人100歩よりも100人の1歩の方がムーブメントは大きくなると思うのです!

step1:完璧は目指さない

身の回りのプラスチックの多い現状にすべてNOと思わない。
それがあることで便利さを享受できているものもあります。
”使い捨て”かどうかと一つのポイントとして、何かできること1つでもトライしてみると
また視界が開けてきます。

step2:できること、やりたいことからはじめてみる

これがかわいい!これ使ってみたい!そう思えて、ちょっとワクワクしないと続かない。
やっていて心がちょっと穏やかになって、いつもよりご機嫌に過ごせるな…
くらいの気持ちで取り組めればOK!

step3:口に入るもの、身につけるものから代用品を探す

身体に還ってきてしまうものの代表格が”環境ホルモン”
この環境ホルモンが入っている分野で一番多いのが食品関連ということをご存知でしょうか?

食品関連
/水銀(魚)/カドミウム(米など)
/ PCB、ダイオキシン、有機塩素系農薬など(魚・肉・乳製品の脂肪分)
/有機リン系農薬、ネオニコチノイド系農薬(野菜や果物への残留農薬)
/殺菌剤(柑橘などへの残留農薬)
/ビスフェノール A(缶詰の内側コーティング、ポリカーボネート製食器)
/有機フッ素化合物(テフロン加工フライパン、撥水加工シート)
/鉛(一部の水道管)

参照:JEPAより一部抜粋
Japan Endocrine-disruptor Preventive Action
NPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

まずは口に入るもの、キッチンのものから代替品を見つけていくことを
ポイントにしておくのもいいですよね。